BARRY BRICKEN 5 pocket denim pants Made in San Francisco
2025.4.15
久しぶりに心踊る荷物が届いた。
長〜く待ち侘びたこのデニム。
早速パッキンを拳で叩き割りご開帳。
BARRY BRICKENの別注は今回で3回目。
毎度、我儘なオーダーをしてしまう。
手元に届くまで1年以上経ったが、先日アメリカはサンフランシスコより届いた。
BARRY BRICKEN 5 pocket denim pants Made in San Francisco. BARRY BRICKENはキングオブチノと呼ばれる、現在はパンツ専業のメーカー。 当店も創業当初より、ミリタリーやマーティンのモデルを仕入れていたし、 現行モデルからclothier別注まで何本も所有し、ほぼ毎日穿いている。 過去の別注はこちらから。
《Special limited product》-Barry Bricken- Super wide chino trousers & Cone mills super wide trousers
が、かねてよりデニムをまた一から育ててみたい。 そして色落ちを楽しみたい。 アジア製ではなく、アメリカ製での企画をする事が僕の使命の様にも思っていた。 ただ、そんな自分はデニムを一から育てる感覚は遠の昔に忘れさり、 拘れば拘る程にデッドのヴィンテージに行き着くが、購入するのは何かと一苦労。 そんな中、メーカーからデッドストックのホワイトオークの14ozが出たとの連絡。 セルビッチの所謂「赤耳」。 アメリカの古き良き時代。此の旧式のシャトル織機よって生まれたデニムは、 縦糸と横糸のテンションがばらつき、ムラを生む。 かつての其れの表情。 そんなこんなで信頼のおけるメーカーにお願いしたのが今回の企画。
今回は自前のUKのユーロリーバイス501をベースにパターンから起こした。 何故かって、やや細身のシルエットが今の気分だから。 やや細身と言えども、少しのゆとりと少しのもたつき。 シュッとしてるが少々いなたい。そんなところ。 505のジャストサイズでは、おじさんはプリっけつになってしまう。 アメリカ製のシュッとしたリジットのデニムで且つ、赤耳。 其れを一から育てられる。
正に、願ったり叶ったりのデニムだ。
届いてから洗濯と乾燥を繰り返し、 毎日このデニムを穿いている。 穿いているというより穿きたくなる。 あたりやヒゲが生まれ、少しずつ変化していく其の表情。 ゴワゴワしているデニムに足を通す懐かしい感触。 股間がちょっとだけ締め付けられる、、、感じ。 太めのパンツが多い僕は、これを穿く度に 旧友に会った懐かしい感情と、 久しぶりに会えた喜びの様なものが同居する。
フレラコにウェストンで履いても良いし、 ウィリスのサファリジャケットとも合わせて欲しい。
今後枯渇し、手に入らなくなるホワイトオーク。 でいてシュッとした赤耳。 有るようで無く、痒い所に手が届くような、、 そんなデニムを一から育てて頂きたい。 今回は限定100本となります。
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https://clothier.shop-pro.jp/?pid=186113519
-BARRY BRICKEN- 5pocket denim pants Color:indigo Size: 28,30,32,34,36inch Price: ¥44,000- intax Made in USA