《Special limited product》-Barry Bricken- Super wide chino trousers & Cone mills super wide trousers
2023.7.13
週5でチノパンを穿く。夏でも冬でも、
一軍は旧いUS Army。 所謂、45カーキ。
ウェスト34の此れは持っている中で一番太いから、出番が多い。
ただもっと太いチノパンが欲しいな。。。
でも無い。
だったら、Barryにかつて無い程、極太のチノパンを作らせたら面白いんじゃないか。
そんな感じで、ダメ元で聞いてみたのが2年前。
King of chino と云われるchinosのトップに君臨するBarry Bricken。clothierも創業当初から取扱い、定番のDAMON,Military,ここ数年はMARTINEを仕入れてた。作りの丁寧さとタフに使える頑強さを兼ね備えた事は皆様,既知の通り。
Barry Brickenには思い入れと信頼があり,創業当初の誰も来ないclothierを支えてくれた。
US Armyの45カーキをベースに、バランスが崩れない限界まで太く。
幾度もサンプルを上げてもらったが,
もっと太く,もっと太くの繰り返し。
尿素ボタン,サイドステッチなど各所ディテールは踏襲しつつ、プレーンフロントでありながらウエストからヒップ、フォーク、ボトムヘムに至るまで、かなり巾を出した。
今回は2種類の生地をご用意。
Chinosは、現在生産される100% コットン ツイルの中ではトップクラスの高密度を使用。
耐久性を考慮しながら、その当時に限りなく近いウエポン(ウエストポイント)を選んだ。
撚りの強いウエポンは、洗えば洗い込む程に風合いが増し、毛羽立ち、良い塩梅で艶が出る。
ウエポンを旧式の織り機でゆっくり進めていたところ、Barryからスペシャルな生地を見つけたとの連絡。
其れが、デットストックのホワイトオーク製のコーンミルズのデニムだ。
「じゃあ,同じ型のデニムも作ろう!」
即答だった。
現在は南米や中国などに工場を集約し、ノースカロライナの工場は閉鎖しているのは有名な話。
勿論、此れは米国生産のデッドストック生地。その中でも100% コットンはかなり在庫も少なく、今回はBarryのコネクションのおかげで、特別に分けてくれたらしい。
故に色落ちは満足して頂けるかと。
どちらの生地も、貴方色に育てて頂きたい。
通常のウエスト位置で履いて、カジュアル穿きはもちろん、HERMESやブルックスの
シャツなんかをブラウジングしてもらうと,結構,様になる。
軍物を真似た,野暮なチノパンも,Barry の手に掛かればとても上品。
とても納得の仕上がりに。
最後まで、わがままを聞いてくれたBarry には感謝。
アジア製はよく分からないが、インポートのチノパンでここまで太いチノパンは,僕が知る限り無い。
まだまだお伝えしたい事はあるが,続きは店頭で。
先月,ナポリのGambrinusのテラス席で60過ぎのおじさんが、
ドゥエボットー二の白シャツ,太めのチノパンにクロコのベルト、足下はコインローファー。エスプレッソ。
イタリアとアメリカ。
今のclothierの気分なそのおじさんは,かっこよく色気あったな。
僕も真似しよう。
《Special limited product》
-Barry Bricken-
Super wide chino trousers & Cone mills super wide trousers
Size : 28,30,32,34,36
Price: 39,600- in tax
Made in USA
※7/18(火)18:00~Online store 販売開始