服とニュアンス‐GRAN SASSO-

2022.2.13

men's select

こんにちわ。

ここでは初めましてになります。

clothierの森で御座います。

この度ブログを書かせて頂く事になりました。

少しファッションについておはなしを出来ればと。

知識的な部分は皆さまもご存じA.Iさんがいらっしゃるので

僕としてはスタイルや合わせについてお伝え出来れば嬉しいなという思いをテーマにお話しします。

 

冬の終わりが見えそうな季節になり。clothierも春の準備に。

今回は[GRAN SASSO]

イタリアで最高峰とされるニットメーカーです。素材感は圧巻ですね。

広い敷地内に工場、オフィス、ショールームを構えグランサッソのモノ作りは全てそこで執り行っています。

コットンニットを得意とし、最難度のリンキング(つなぎ目)、染色も魅力的です。

個人的にはモットーがしびれるポイントですね。

『品質が商品を語る』

僕はそんなモットーに甘えてコーディネートを組んでみました。

何に合わせても魅せてくれるグランサッソの本気をご覧ください。

そんなメーカーからclothierがチョイスしたのはこちら。

-shortsleeve cotton knit-

mock neck

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crew neck

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ヨーロッパだけでなくアメリカまでつないでくれる万能トップス。

お客様ともよくお話させて頂くこの時期から春の装いについてそんな日頃の楽しみを胸にコーディネートを組んでみました。

グランサッソは当店のミリタリー、ハンティング、テーラードのヴィンテージアイテムを上品に仕上げてくれます。

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本来ならシャツ合わせ、ガチャッとなりがちなチェックのテーラードジャケット

それらをモダン且つシックにまとめてくれました。

黒は黒でもささやかな光沢感、これをコットンニットで実感できることが嬉しいです。

首元の高さも程よいモックネックをチョイスしてみました。

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こちらもテーラード合わせ、主張のあるパンツをすっと魅せてくれるクルーネックニット。

ただ、主張がないという事ではありません。非常に独特なベージュ、ミルクティーの様な優しい色味になってます。

色だけで言えば他のアイテムに負けていない、それがグランサッソの魅力です。

これだけで他との差別化が容易に図れますよね。クルーネックはスカーフもグッドです。

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今回一番合わせに苦戦しました。「普通」になるという不安ありますよね。。。

色々悩みましたが、正直やりたいように着てしまいました。

所謂、白Tで思い浮かぶのは個人的にデニムでした。スッキリしたシルエットにタックインしたい、そんな衝動です。

着てみると素材のしなやかさで普通の合わせから少しズレます。そこがいいです。

ヘビーオンスのそれとは違い光沢とドレープで本来難しいとされるセットアップスタイルがグッとモダンな仕上がりに。

個人的にはとてもお気に入りのコーディネートです。トップス単体でも同様にどこか品が出ます。

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clothierが提案したい一つの形ですね。

白でも黒でもベージュでもなくオレンジじゃないと成立しないコーディネートです。

ただ、実はこのオレンジも独特です。はっきりしたオレンジじゃないです。気持ちくすんだオレンジなんです。

この色を引き立てたくてコーディネート組みました。ていうのはコーディネートで見せすぎないと言いますか、オリーブ×オレンジって割と想像し易い色合わせだと個人的には思っていて、あえてその路線に行くことでくすんだオレンジが引き立つというのが心地いいですよね。

本当に伝わり辛くなってしまい、熱を帯びてしまいました。申し訳ございません。(笑)

今後僕が合わせたい衝動にかられた際はこちらを更新させて頂きますので、電車とか喫茶店とかご自宅とかお仕事の合間のお供にご覧いただければ幸いでございます。

またお店でお話し出来ること楽しみにお待ちしております。

それではまたの機会に

text by mori.

 

 

 

 

 

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