服の小噺 vol.5
2021.3.5
こんにちは。
徐々に春を感じる気温が日毎に増して来ましたね。
自分の家にある植物達も花を咲かせてちょっと嬉しいです。
さて、今回はWillis&Geiger G8の最終回にしようと思います。
(新作も続々入荷して来てますので)
もう既にG8の細部はご存じの方も多い事かと思いますが、敢えて掲載させて頂きますね。

先ずはこのフラップポケット横に施されていますハンドウォームポケット!
手持ブタさでポケットに常に手を突っ込んでいる私にはとても嬉しい仕様ですね。(私事で大変恐縮ですが。。。)
また、フラップを開けて手を突っ込むとフラップが型崩れしてしまいますよね?
今ではよく見る仕様ではありますが、G8が開発された当時、既に考えられてた事を思うとモノ作りの奥の深さを感じる訳でございます。

次にサイドにありますアジャスターベルトになります。
恐らく、サイズ調整の為のベルトではなく、裾口から風が入らない様にする為に施されたのではないかと勝手に推測しています。
理由はともあれ、デザイン的に申し上げて、「ある」と「ない」のでは大違いかな?と思う次第です。
このベルトがあるお陰で機能美に一層の艶が増すのではないかと。

フロントジップ裏の風防はMA-1等に見られる仕様ですが、通常ですと、ネック部分までジップ裏全体をカバーする様に施されています。
ですが、G8に関しましては首元まで風防が伸びていません。
これは当時の機能的な話は解りませんが、恐らく、Vゾーンの演出を考えての事では無いかと勝手に推測しています。
マフラーを巻いたり、スカーフで洒落てみたり。。。。
戦争という殺伐とした中においても、そんな「粋」な事にも気を配ったのではないでしょうか?
そうであって欲しいなと思う次第です。

最後に、細かい話にはなりますが、このジップテープをコゲ茶にした事でしょうか?
これは、clothierが生産時に指定したもので、ブッシュポプリンの生地に対して通常ですと同色系のオフホワイトか生成りテープを選びがちになりますが、全体的な締り感とほんの少しのラグジュアリー感を考えますと、「グッジョブ!」な選定だったのではないかと感じております。
等など、今回は割と主観的なお話になりましたが、今まで5話に掛けてお話した内容を踏まえますと、「持ってて良かったな」と思えるG8に仕上がったと感慨深く思うのです。
愛情を込めてオススメ出来ますね。
是非、ご試着だけでも構いませんのでお近くにお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。
お待ちしております。
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TEXT by AI.

